FileMaker Goバージョンアップ時のチェックポイント

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あれは忘れもしない、去年の今頃。FileMakerのバージョンが13から14へアップグレードし、リリースされたばかりのFileMaker GoでManual Generator.のテストを行うことになりました。

新バージョンをダウンロードし、Manual Generator.のファイルを起動。表示された画面を一目見て、かすかな違和感を覚えたのです。

ふっとんだ文字装飾

「ボールドじゃなくなってる…」


思わず言葉が漏れました。FileMaker Go 14からフォントの扱いが変更され、ボールド(太字)表示をしたい場合はこれまでBというボタンを押せばよかったのですが、より太いフォントを選ぶ必要が出てきたのです(例:ヒラギノ角ゴProN W3→W6)。欧文フォントであればボールド指定が効くようですが、日本語フォントでは指定が無意味なものになっていました。

文字装飾の有効・無効がバージョンによって左右されるのであれば、今後も使い続けるたびにリスクを負うこととなります。結局ボールド指定をすべて解除し、すっきりしたインターフェイスに変更してバージョン14に対応したのです。見慣れてくるとシンプルな印象の洗練されたデザインに感じられるようになりました。

フォントは要注意ポイントです

ちょっとドラマチックな書き方をしてしまいましたが、それ以来バージョンが(メジャーであれマイナーであれ)上がるときには、まずフォント表示を確認するようになりました。FileMaker自体が米国発のアプリケーションですから、英語以外の言語表示にアラがあるのもいたしかたないことなのかもしれません。

それでも最低限の自衛策として、ボールドやイタリックなどの文字飾りは使わないようにしています。FileMaker開発にてデザインを行う上で、とても重要な経験を積むことができました。

その他の注意ポイントは?

たとえばiOSがバージョンアップしたときでは、カメラやアルバム呼び出しなどのiOSと密接に関係した箇所を特に注意してみるようにしています。以前、FileMaker GoからiOSのフォトライブラリを呼び出した際、操作次第でFileMaker Goがフリーズしてしまう不具合を見つけたことがあります。FileMakerの情報交換サイト・FileMaker Communityに報告を上げましたが、現在の最新バージョン15では改善されていました。

Manual Generator.はバージョン15で開いたときに大きな問題点を見つけることができませんでした。幸運だったのか、わたしたちの経験値があがったためなのかはわかりませんが… 今後もチェック体制をきちんと構築し、お客様にご迷惑をおかけしないようがんばります!