WebDirectオブジェクトフィールドの制限について

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FileMakerはただのデータベースソフトではありません。「オブジェクトフィールド」という機能を使用すれば、データベース上に次のようなファイルを保存することができるのです。

  • 写真、ムービー、サウンド
  • Microsoft Word や Excel、PDF などのドキュメントファイル

(詳細は「オブジェクトフィールドのデータの操作」をご覧ください)

メールで届いた添付ファイルや、最新のExcelファイルなど… それらをデータベースに埋め込んでおき、FileMaker Serverで共有すれば、データベースに紐づいた簡易ファイルサーバーともなりうるのです。

WebDirectによるブラウザベースのデータベース操作

FileMaker Server 13以降、WebDirectという機能が搭載されています。これは、HTML/CSSなどのWeb知識がなくても簡単にデータベースをWeb公開できるという大変優れた技術です。もちろんFileMaker Proによる操作に比べてできないこともありますが、ブラウザを使ってFileMakerのデータベースにアクセスできるその利便性は一度使いだすと手放せなくなるほど。

このWebDirect機能に上記オブジェクトフィールドを組み合わせれば、データベースの操作を行いつつファイルのやりとりまでブラウザでできてしまう、というわけです。

オブジェクトフィールドの制限について

けれども残念なことに、このオブジェクトフィールドに保存できるファイルサイズには上限があります。「FileMaker 15 WebDirectガイド」(PDF)P.34を見てみると…

Webユーザが各オブジェクトフィールドに挿入できる1つのファイルの最大サイズは300MBです。300MB以上のファイルを挿入するにはFileMaker Proを使用します。

なんと! 300MBですか… これを多いと捉えるか少ないと捉えるかは、普段扱うファイル次第となります。Word・Excelがメインであれば心配することもありませんが、印刷・映像関係のファイルだと少々心もとないですね。

Webの通信技術を使用するため、あまり大きなファイルだと機能保証しづらいのかもしれません。それでも、この制限が緩和(たとえば2GB程度まで拡大)されると、FileMaker Serverの利用にさらなる可能性をもたらすものだと確信しています。

FileMakerのさらなる機能強化に期待しつつ、今回は筆を置きたいと思います。