FileMaker 16発表!!

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FileMaker 16が発表されました。ちょうど一年ぶりに登場した、新バージョンとなります。

機能の詳細はFileMaker社のHPをご覧ください。開発をラクにする新機能、セキュリティ強化のための新機能が満載です。気になるファイルフォーマットも、拡張子「.fmp12」から変更がありませんので一安心ですね。

開発者としては以下の機能に注目しています。

  • レイアウトオブジェクトウインドウ
  • JSONデータのサポート
  • REST APIのサポート
  • ウインドウスタイル「カード」
  • ビーコン機能の強化
  • OAuth 2.0のサポート
  • WebDirectの印刷・PDF出力のサポート

この中でも特に焦点をあてたいのが  

必見! レイアウトオブジェクトウインドウ

ご存じのとおり、FileMaker 15までのバージョンにはレイヤー機能が搭載されていません。そのため、複雑なレイアウトを作成しようとすると上下に多数のオブジェクトが重なってしまい選択するのも一苦労、という経験がみなさんにもあるのでは…。

そうしたレイアウト作業のイライラを低減してくれるのが、レイアウトオブジェクトウインドウになります。レイアウトウインドウとは別の小さなパレット上に、タイプ別になったオブジェクト一覧を表示してくれるすぐれものです。オブジェクトをタイプごとに絞り込んだり、任意のオブジェクトの表示/非表示を切り替えられたり、などかゆいところに手が届く仕様になっています。

これまで下に隠れてしまっているオブジェクトを選択するときは、上に重なっているオブジェクトの位置をメモして脇にどかしていたため、そのどかしたオブジェクトを元に戻し忘れるというミスを何回かした覚えがあります。レイアウトオブジェクトウインドウでは、パレット上のオブジェクトを選択するだけ。非常に便利なこの機能、みなさんもぜひ体験してみてください。

正当な進化を遂げたメジャーバージョンアップ

REST APIやJSONのサポート、OAuth 2.0のサポートによるログイン時の負荷軽減、WebDirectにおけるPDF出力のサポートなど、Web技術を貪欲に取り込んでいくFileMaker。一年というバージョンアップサイクルについては議論が分かれるかもしれませんが、開発者としてはバージョンアップにともない新たな視点を得られるため、ぜひとも歓迎したいところです。

詩人でもあり書家でもある相田みつを氏はこんな言葉を残しています。

あたらしい門出をする者には
新しい道がひらける

新しいバージョンを手に、これまでにない機能を体験する。FileMakerの進化に追いついていくのは大変ですが、よりよいソリューションを世に送り出すべく私たちも頑張っていきたいと思います。