FileMakerでQRコードを読み取ろう!

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FileMakerの機能の一つに、iPadやiPhoneのカメラを使ったQRコードのスキャンがありますね。
QRコードとは1994年にデンソーの開発部門(現在のデンソーウェーブ)が開発したマトリックス型二次元コードです。
横方向にしか情報を持たないバーコードと違い、小さな正方形を上下左右に配列することで、水平方向と垂直方向に情報を持たせることができます。それによってバーコードより多くの情報を読み取らせることができるようになっているのです。
今回はそのQRコードの種類についてご紹介しましょう。FileMakerのQRコードスキャン機能を使うとき、きっと参考になるはず!

6種のQRコード! その違いとは?

【モデル1】
最初に開発されたQRコードです。
最大バージョン:14(73×73セル)
扱える字数(最大時):数字1167桁、英数字707文字、漢字299文字
参考URL:http://www.qrcode.com/codes/model12.html

【モデル2】
モデル1の改良版。
現在一般的に知られているQRコードがこれです。
最大バージョン:40(177×177セル)
扱える字数(最大時):数字7089桁、英数字4296文字、漢字1817文字
参考URL:http://www.qrcode.com/codes/model12.html

【マイクロQRコード】
より小さなスペースへの印字を可能にしたQRコードです。
最大バージョン:M4(17×17セル)
扱える字数(最大時):数字35桁、英数字21文字、漢字9文字
参考URL:http://www.qrcode.com/codes/microqr.html

【iQRコード】
正方形や長方形等の形状で生成が可能で、裏表反転・白黒反転・ドットパターンでの印字も可能なコードです。
最大バージョン(理論上):61(422×422セル)
扱える字数(最大時/理論上):数字で約4万桁
参考URL:http://www.qrcode.com/codes/iqr.html

【SQRC】
データの読み取り制限機能を持ったコードです。
機密情報の管理をするとき便利に活用することができます。
暗号キーによって公開・非公開の設定ができ、機械の種類によって読み取れる情報を制限することも可能です。
専用の読み取り機が必要になります。
参考URL:http://www.qrcode.com/codes/sqrc.html

【フレームQR】
コード内にキャンバス領域があり、そこへ自由に文字や画像を入れられるコードです。
販売促進ツールなど様々な用途に活用することができます。
専用の読み取りアプリが必要になります。
参考URL:http://www.qrcode.com/codes/frameqr.html

FileMakerでQRコードを活用しよう!

日常の中でも見かける機会の多いQRコードですが、注目してみると上で紹介したとおり実は様々な種類があります。このうち、FileMakerで読み取りができるQRコードは【モデル2】のバージョン1~25です。
読み取り可能なQRコードの最小・最大のサイズと扱える字数についてもご紹介しましょう。

【モデル2・バージョン1】
セル数:21×21
扱える字数:数字41桁、英数字25文字、漢字10文字

【モデル2・バージョン25】
セル数:117×117
扱える字数:数字3057桁、英数字1853文字、漢字784文字

いかがでしたでしょうか。小さなQRコードの中に膨大な情報を圧縮することができるのです。QRコード読み取り機能を活用することにより、物や情報の管理や伝達、広報など様々な方面におけるFileMakerの使用の幅が広がることでしょう。
当社のManual Generator.でも、QRコードを読み取り、目的のマニュアルを表示するというカスタマイズを承っています。QRコードの特定の桁を抽出したり、グループ区切り(文字コード“0x1d”)に囲まれた文字列を抽出したりと、FileMakerならではの機能追加を行っています。
いざFileMakerでQRコードを扱ってみようというとき、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。