類義語を使いこなせ!

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普段私たちが使っている日本語には、一つの事柄に対して多彩な表現の仕方がありますね。「嬉しい」という言葉一つとっても、喜ばしい、ご機嫌、幸福など様々に言い換えることができます。
今回はこのようなよく似た意味を持つ言葉「類義語」を活用した文章作りをご紹介しましょう。

その文章、ちょっとしつこい……その原因とは?

昨日は旅先で綺麗な景色の高原に立ち寄った。近くの綺麗なチャペルでは結婚式をしていて、綺麗なドレスを着た新婦が幸せそうにしていた。

上の文章では「綺麗」という言葉が三回も出てきました。いかがでしょう、少しばかりしつこい印象+表現にとぼしい印象がありませんか? 同じ言葉が短い文章の中にいくつも混ざると、このようにしつこさが目立って読みづらくなってしまうのです。
こういうときこそ類義語の出番です。「綺麗」という言葉を意味の近い言葉に言い換えてみましょう!

言い換えで新鮮な文章を!

昨日は旅先で風光明媚な高原に立ち寄った。近くの綺麗なチャペルでは結婚式をしていて、美しいドレスを着た新婦が幸せそうにしていた。

先程よりずっと読みやすく、情景が思い浮かぶようになりましたね。文章中で同じ言葉を繰り返してしまいそうなときは、他に使えそうな類義語を探して言い換えるように意識することを心がけましょう。そうすることで、読み手にとって常に新鮮で読みやすい文章を作ることができます。
なお、資料内で名称を統一して書かなければならない単語が文中に複数回出てくる場合は、一文を分けて単語を離す・言い回しを変えて出てくる回数を減らす等、今回の例とは異なる工夫が必要になります。

単語を他の言葉で言い換えるには多くの語彙を必要とするため、簡単なように見えて意外と難しいこともあります。いざというとき柔軟に言い換えができるよう、普段から多くの文章に目を通し、様々な言葉を取り込んでいくようにしていきたいですね。